悩みと不眠とノルアドレナリンの罠


.インスタより


◆こころとからだコラム◆


【悩みと不眠とノルアドレナリンの罠】.

〜知ったところで結局やっちゃうから

知っても知らなくてもいい睡眠の話〜

.


睡眠不足の原因でたまにあるのが

「悩みがあって眠れない」です。



あ、眠れないのが悩みの方もいますね。



実は悩みは心理的・精神的なもので

睡眠は身体的・生理的なものなので

悩むことと眠れない原因は全く別の問題です。



でも、不安な時は寝床に入るとつい

悩みや心配事を思い出しますよね?



で、モヤモヤしてるうちに目が冴えて

寝たんだかどうだかわからないうちに

外が明るくなって……



あ〜あ、やっちゃった。



翌日は眠いし辛いしブルーだし、となる。

これ、何が起きているかというと




1.寝床でやっと静かな自分の時間ができ

悩み事を思い出す

↓.


2.悩み事でストレスや悲しみ・怒り・不快感を

感じるとノルアドレナリンというホルモンが

放出される

↓.


3.ノルアドレナリンにより交感神経が

刺激され軽い興奮状態になる

↓.


4.興奮で脳が熱を持ち、寝つけなくなる

↓.


5.眠れないことに焦り・罪悪感を感じる

自分を責める

↓.


2.に戻る。

ノルアドレナリン放出!朝まで悪循環。


人によっては日中昼寝をしてしまい

夜眠れないというオプション付。



寝ようとしているのに自分で脳を

興奮させるホルモンを出してしまい

眠れないサイクルを作り出しているんですね。


ザ☆自作自演、ざんねん。



とはいえ悩みや心配事があればついつい

考えちゃいますよね。

だからこんな サイクルは知っても知らなくてもどーでもいいと思うんですが




ノルアドレナリンが出ている時は

ネガティブな興奮状態にあるので

悩んでもあまり良い答えは出ません。



そこでぐるぐると眠れない夜を続け

不眠を常習化させないためにも



「悩むのは明るい時間にする」

と心掛けるのが良いかも知れません。



「寝床で悩み事を思い出す」という

スイッチを押さないわけです。



と、

お伝えしてもやるときゃやっちゃいますが

「ノルアドレナリンの罠だわ!」と早めに

脱出してくださいね。




すでに罠にハマってるよーという方は

昂ぶった自律神経を鎮める

フェイスセラピーがおすすめですよ。




お読み頂きありがとうございました。